雑穀について

2014年、2015年と雑穀にチャレンジしてきました。結果ことごとく、スズメの前に敗れ去りました。最近スズメは、家屋の構造が変わり、巣を作りにくくなってきたということから、数を減らしていると聴いています。

 収穫はふいにしてしまったけど、きっと、雑穀を食べたスズメは家族を増やしてくれているだろうと祈念する今日この頃です。

 さて、今年も懲りずに雑穀を作付をするつもりです。

 作付予定の雑穀はタカキビと、モチアワ、モチキビ、シコクビエなどです。

2015年は鳥よけの網の網目が4.5cmで失敗しましたため、網目を3cmにして、防鳥対策を強化します。

 4.5cmの網目では、スズメが危険を冒してまで、中に突っ込んで来ます。もちろん網にかかってお亡くなりになった鳥さんもいます。実家にいたころ小鳥の世話をしていた頃、鳥を繁殖させたい時にアワ玉を与えていました。アワ玉はアワの実で鳥が発情するぐらい栄養があります。2015年に鳥に食べられた雑穀はキビですが、アワ以上に鳥にとっては魅力ある雑穀のようです。

 ところが、雑穀ではなく稲となると、4.5cmの網をはるとスズメたちはパタッと飛来しなくなります。雑穀の収穫期はまだまだ食料のある8月から9月、稲の収穫はそろそろ野山に食料の少なくなる10月から、11月。

 稲の方が雑穀より多少固くて美味しくないとはいえ、命がけですべて食べ尽くそうとする雑穀とはまるで鳥たちの待遇が違います。鳥たちは美味しい実は子孫繁栄のため必要なので敢えて危険を冒すのだろうと感じました。