のっぽ母ちゃんです♪
わが家の息子は発達障害と知的障害があり支援学校に通っています。
息子はお世話になっている病院の先生の勧めもあって
いま食事療法に取り組んでいます♪
なので給食はお休みして、毎日お弁当持参で学校へ通っています(*^^*)
お弁当を作る際には学校給食のメニューも意識して、できる限り似たような
内容にして、息子がお弁当を嫌がらないように配慮しています。
ところが、今年度になって「んっ?!やけに洋食やパン食が多いなぁ」と
感じることが増え…。
さらにデザートが以前よりも回数が増えている?気も。。。
甘いものや油っこいもの、乳製品や肉類を避けるように言われている
我が家としては息子が食べても良い食材で工夫して作ることに
難しさを感じる事態となってしまいました(;^_^A
難しさはあるものの、お弁当なので実際にはこちらの工夫次第で
パンをお稲荷さんや炊き込みご飯にしたり
ジュースやデザートをフルーツに変えたり
揚げ物をさっと焼くものに変えたりして対応しています(^_-)-☆
わが家はそれで特に問題ないのですが
あまりに洋食やパン食が続くと
他のお子さんは大丈夫なのだろうか?と心配になってきました(・・;)
これは一丁、給食に対して意見をまとめてみよう!!と思い立ち
ささっと書いてみました(*^^*)
息子の通う学校では、保護者はPTA会長を除いて、直接給食関係者に
意見を伝えられる機会がありません( ノД`)
なのでPTA会長さんあてにお願いをしてみることにしました!
さてはて…、うまく伝わるでしょうか?!
以下、その内容です。
PTA会長・A 様
はじめまして、突然のお便りにて失礼いたします。
低学年クラスに息子が通っております。北村と申します。
今回、お便りしましたのは、学校給食について提案させて頂きたいことが
あったためです。
毎日口にする給食が、より安全でおいしく、健康につながるものであってほしい
との想いは、どの親にとっても共通の願いではないかと思います。
ただ、直接給食に関する意見をお届けする方法がなかなか見つからず、お忙しい中恐縮ではございますが、A様を通して、給食会議等の場でお伝え願えればと考えた次第です。
一昨年になりますが、日高市で、子どもたちの学校給食を考える会が発足し
その勉強会に参加しました。
講師の幕内秀夫さんのお話がとても判りやすく、楽しく理想的な給食について知ることができました。
幕内さんは、どの学校でも、実現できるのでは?と思われる一番簡単で効果的な方法として、【完全米飯給食】と【和食中心のおかずへの変更】を提唱されていました。
その理由として、現代非常に、肥満の子が増えている原因として洋食中心の食生活による油分の摂りすぎが考えられており、主食を、パンやスパゲッティなどから毎回ご飯に変えるだけで自然とご飯に合う和食中心の献立になり、油の摂取量を減らすことにつながる、とのことでした。
また、パンや小麦製品のほとんどは、輸入小麦が原料であり、ポストハーベスト
(収穫後の農薬散布)による、農薬汚染、また加工の際にも保存料や白砂糖、香料、かん水などの添加物が、使用されることが多いため、それらが及ぼす健康へのリスクを考えるとシンプルな米飯が望ましいとのことでした。
給食の中の主食をご飯にするだけで、様々な良いことがあると知り、子どもたちの肥満防止、健康、発育のことを考えても、毎日ご飯が中心の給食が望ましいのではないかと感じました。
幕内さんは、日高市の小学校の給食メニューもチェックされ、なかなかいい献立だとおっしゃっていました。
日高市では、パンの日は月に2回だけ。基本主食はご飯か変わりご飯で、副食も和食が中心でした。あともう少し頑張れば、理想的な給食になると、褒められていました。
現在、当学校の2月の給食メニューを見てみると、毎週1回パンがでており、月に2回麺の日もあります。副食も脂っこいものが、多めな気がします。
給食は、塩分の制限はあるものの、糖分の制限がないことからか、ジュースやジャム・ケーキ、ゼリーなど、甘いデザートがたびたび出ていることも気がかりです。
白砂糖は、体内のミネラルと結合し、体外へミネラルを流してしまうそうです。
せっかく飲んだ、牛乳のカルシウムも、流れてしまっては、意味がなくなってしまいます。
また、体内のミネラルバランスが崩れるということは、こうしたミネラルを
神経伝達の媒介としている自律神経系も乱れやすくなるということを意味しています。
神経系統に疾患のある、発達障害の子どもたちにとっては心の均等を保ちにくい状況になってしまうかもしれません。
千葉県野栄町の中学校での実話ですが、生徒たちが荒れていて、県内ワースト1の生徒指導困難校だったそうです。
遅刻・欠席・喫煙・暴力・器物破損・服装の乱れは日常茶飯事で、調べてみると朝食を抜いていたり・スナック菓子や炭酸飲料を好んで飲み、給食も好き嫌いが激しく、残す子が多い事が判りました。
校長先生は食の乱れが一番の原因ではないかと考え、給食を変えてみることを思いつき、長野県での取り組みを視察。週に3~4回、無農薬の発芽玄米ご飯と刻んでさっとゆでた大根葉、鮭フレークを混ぜたもの、おにぎり用の海苔、牛乳というシンプルな内容に変え、生徒自身でラップでおにぎりを作らせ海苔で巻いて食べてみるよう勧めたそうです。
生徒たちは自分で巻いて食べることが珍しく楽しかったらしく、その給食の日には食べ残しがほとんどなくなり、さらに半年もすると校内の乱れもほとんどなくなり、イライラする子もいなくなり、今では県内1の模範校になっているそうです。
これは、大根葉や海苔のミネラルをしっかり摂れたこと、発芽玄米に含まれるギャバの効果、生徒や保護者にも食の大切さについて説明会を開き、家庭とともに取り組んだことも大きかったようです。
とても微細な栄養素ではありますが、ミネラルの果たす役割の大きさを考えますと
ジュースやケーキの代わりに、フルーツを一切れつけたり、別なおかずを一品増やすといったことも、【完全米飯給食】と【和食中心の副食への変更】と共にご検討いただけましたら幸いです。
2021年2月吉日
いかがですか?
給食についてはいろいろな考え方があり
これがベストだ!という理想を追い求めるときりがない面もあります。
でも、最低限これだけはクリアしてほしいという願いであれば
叶えられることもきっとあると思います。
諦めずまずは伝えてみること!
自分のためではなく子どもたちのためです♡
きっと耳を傾けてくださると思います(*^^*)